茨城県の筑波山の麓に建つ板倉工法の戸建です。オーナー様の転勤に伴う賃貸募集です。

「板倉構法」は、柱の間にスギの厚板を落とし込んで丈夫な壁をつくる所が特徴で、木材が持つ優れた特性である断熱性と調湿性をいかして、温湿度の安定した室内環境をつくります。

洋室の床にはパイン材、LDKの床にはカラ松材を使用しています。窓は全て断熱性の高いトリプルサッシ（ドイツ製）です。

見晴らしが良く、吹き抜けのある広いリビングには低燃費・高熱効率の薪ストーブ（愛称ケチキュート）を設置。薪の燃焼に伴う熱を極力捨てない構造になっており、二重の輻射方法により小さな燃焼で最大限の熱を室内に放出します。

1階のリビングの隣には、カウンターテーブルと本棚が備わっている書斎があります。大きな窓があり開放感があります。

浴室にも大きな窓があり、オーナー様曰く、窓を開けて入ると露天風呂のような気分を味わえるそうです。屋外には薪で沸かす五右衛門風呂もあります。五右衛門風呂に入ると身体の芯まで温まるそうです。

この他、屋外には発酵食品等を保管する小屋（土足厳禁）、チェンソーや太陽光発電用のバッテリーを保管している物置小屋や、井戸設備があります。

太陽光発電パネルはお庭に設置してあり、パネルから物置小屋に置いてある中古バッテリーに充電され、バッテリーから書斎にあるコンセント（1箇所）に繋がっています。家の中にオフグリッドのコンセントが1箇所あるので、停電の時でもモバイルなどを充電することができます。

薪は近隣の方々のお庭の樹木伐採等で出た丸太を頂いており、その丸太を保管・薪割りするスペースとして、家からすぐの場所（約50m）を借りています（薪置き場として借りている場所代は管理費に含まれています）

建物南側には田んぼが広がっており眺望が良く、自然豊かな環境です。オーナー様がお住まい中は、夏はクーラー無しで過ごせていたそうでエアコンは付いていません。

住み心地が良いのは勿論、ライフラインの一部（井戸水・電気）を自分で調達できるのも頼もしいお住まいです。

＜アクセス＞
つくばエクスプレス『研究学園』駅　車で約35分

＜近隣情報＞
筑波大学　車で約23分
JAXA筑波宇宙センター　車で約35分

＜井戸水について＞
水道は敷地内の井戸水を利用しています。屋外にある塩素の除菌器、及び木炭の浄水器を通してから利用しています。

※ ご入居中の薪ストーブの煙突掃除、浄化槽の点検・清掃、井戸設備のフィルター交換などのメンテナンスは入居者様による対応となります。

※ 井戸の水質について貸主は一切保証いたしません。水質検査は必要に応じて入居者様にてご対応ください。（水質検査の規定はありませんが、茨城県は年1回の検査を推奨しています）