室内ご内見いただけます（事前予約制）。

掲載写真・間取図は1期目竣工時のものになります。キッチンの位置や仕様が若干異なる場合がございます。

※　化学物質過敏症もしくはそれと同じような症状がある方の、ご内見及びご入居はお受けしておりません。ご了承ください。

温泉地として有名な大崎市鳴子温泉の川渡温泉地区の里山に、自然素材の賃貸アパートが完成しました。災害時にはエネルギーや水を自給自足できる賃貸住宅です。

建物は、地元の杉材を「くんえん（燻煙）」で低温乾燥した材木をふんだんに使用し、木造建築の伝統的構法「板倉構法」を採用して建てました。室内は、40cmを超えるタイコ梁・柱・床・壁・天井まで、くんえん乾燥の杉材に包まれた空間となっています。

断熱材には、ウッドファイバー（木質繊維断熱材）を使用。完成時に見えなくなる所までこだわっています。

エネルギー面では、ヴィレッジ内に自然エネルギー（木質バイオマス）による冷暖房・給湯のプラントを導入。木質バイオマスのコージェネレーションシステム（熱電併給）により、熱と電気をつくります。

燃料には木材の製材過程ででる端材を使用。プラントで作られた熱は、アパート各世帯にお湯や冷暖房として供給されます（使用料に応じて有料）。電気は、災害時など長期停電が見込まれる時に、アパートに送電されます（平時は全量売電）。

敷地周辺は豊かな自然囲まれており、広い家庭菜園スペースがあります。災害時に備えて、飲用可能な井戸も確保しました。地域の森林資源を活用した持続可能な暮らしを、賃貸で始めることができる住まいです。

※ 木質バイオマスとは、木材に由来する再生可能な資源のことです。
※ コージェネレーションシステムとは、発電と同時に発生した排熱を利用して、給湯・暖房などを行うエネルギー供給システム。熱電併給システム。
※ 平常時に通常使用する電気は、ヴィレッジで一括受電となります。
※ 冷房もコージェネレーションシステムを使用します。
※ 図面と現況に相違がある場合は、現況優先とします。
※ 竣工日 1期目：2019年12月24日　2期目：2021年5月31日